照(アキラ)です。
資料館特集第8段を投稿させていただきます。
資料館の2階には野尻町(現・小林市野尻町「旧・西諸県郡野尻町」)の絵巻が展示されています。
この絵巻は、大正2年10月30日、町中心部で起きた野尻大火絵巻です。
火災は、西は伊集院源次郎忠真の碑から東は野尻小学校までの600メートルにわたる火災直前の様子が描かれています。
この絵巻は、西側の伊集院源次郎忠真の碑前にある民家が火元になり、大火前の様子です。
人々の生活と火災により逃げ戸惑う様子がうかがえます。
また、大火の事実を広く知らせるため二度と惨事を繰り返してほしくないという願いをこめて製作された絵巻です。
どの時代も惨事は悲しく悲劇なものです。
野尻町の歴史の中にも大参事があったことを肝に銘じておきたいものですね。
資料館は自由に見学ができて無料です。
のじりこぴあに遊びに来られた際は、資料館を覗いてみてはいかがでしょうか。
***絵巻の筆者は(故 伊藤シズエさん・当時19歳)になります。****
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